不安と期待が入り混じった海外留学。実際に留学を体験した人が色々なエピソードを語ります。是非、この留学体験談をあなたの留学プランの参考にしてください！

留学先	イギリス（ブリストル）
留学先を選んだ理由	イギリスの文化、音楽、文学や芸術が好きなのと、イギリスなら留学中に他のヨーロッパ圏にも気軽に旅行に行けると思ったからです。
留学期間	2011年4月～12月（8ヶ月）
留学にかかった総費用	約250万円
出発前の職業	大学生
留学先の滞在方法	ホームステイ
利用した留学エージェント	イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社

留学の目的、きっかけ

大学で周りに英語が得意な人が多く、自分も話せるようになりたいと思ったため。
もともと海外に興味があり、海外の友人を作りたい多文化に触れたいという気持ちもありました。

留学して一番自分が変わったと思うのは、前よりももっと「人」が好きになったということです。
留学前にももちろん仲のよい友人達はいましたが、どちらかというと「狭く深く」の付き合いで、知らない人と積極的に仲良くなっていくことをあまり経験したことがありませんでした。

しかし、一人で留学に行くからには、自分から友人を作っていくことは必須です。正直、イギリスに行く前は、友達できるかな・・・と不安に思ったりもしました。

そんな私をまず変えてくれたのが、登校初日に出会った友人たちです。

私の場合、レアなケースになるのですが、学校のオープンと同時に入学したのではじめの一週間は学校に私を含めて五人の生徒しかいませんでした。五人しかいないということで初日の夜みんなでご飯を食べに行くなど、すぐに打ち解けることができました。
なかでも、スペインとメキシコの女の子がいたのですが、彼女たちの明るさにとても影響を受けました。もちろん人によって違いますが、私の印象では、ラテン系の人ってやっぱり明るくて気さくです。毎日を楽しむことに長け、会ったらその場で友達になる、という人との接し方は私がしたくてもなかなかできていなかったことでした。
その後もどんどん増えていく生徒達は皆それぞれ個性的、かつフレンドリーで、そんな友人達の中で自分も「会ったらすぐ友達」を少しずつ実践できるようになり、様々な文化的背景を持った友達と過ごす時間をめいっぱい楽しみました。

留学の期間が半分過ぎた頃からは、学校の外でももっと色んな方と出会いたいと思い、チャリティーショップでボランティアをしたり、日本人とイギリス人の文化交流サークルに参加したりしました。
ネイティブの方との会話には苦労することもありましたが、こうして自分から動いてみることで共通点は「ブリストルに住んでいる」ということのみの様々な方と出会うことができました。
日本では大学やアルバイト先などのある程度限られた空間の中で人と出会うのに対し、イギリスでは様々な生き方の方々と出会い、自分の視野を広げることができました。
こうして幸運にも出会うことができた多くの友人たちは皆、それぞれその性格や生き方に素敵だなと思えるところがあり、学ぶところがあります。

そんな友人達と出会えたことは私にとっての宝であり、留学で全く新しい世界に飛び込んだことが、「人」と自分との関係を改めて考えさせ、出会いのありがたさ、楽しさを教えてくれたと思います。